案件獲得に向けたクライアントワークできてますか?

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山形県出身埼玉在住。大学では教育学部で小学校や保育園、幼稚園の先生の勉強をしていました。子育て支援事業の会社で営業職をしながら副業していましたが、晴れてフリーランスの道へ。フリーランスになる前は就活も経験し、現在内定をもらった1社とは業務委託でお仕事中。web&グラフィックデザイナー&ぬるま湯デザイン塾でも講師業をしています♪

お疲れ様です!
エキスパート講師の佐野です。

先日、新規のお客様にご相談をいただいた時のことです。

「いつもは相見積りを取ってから決めるんですが
今回は即決でお願いしたいと思いました!」と
嬉しいお言葉をいただきました。

会社員時代、営業職を3年程していたのですが、
その経験がデザイナー職にも活きているなと感じたので、
今日はクライアントワークで意識していることを書きたいと思います!

初めて相談をいただいた時のポイント

まずは感謝を忘れずに!

何千人、何万人とデザイナーがいる中から、
自分を選んで相談してくれたことにまずは感謝!

しっかりお礼を伝えましょう。

見積もりに必要な最低限の情報を聞く

新規のお客様に相談をもらった時、
嬉しさもあり、案件獲得したい!という意気込みもあり、
ついたくさん聞いてしまいがち。

ターゲット層、聞いてませんか?

最初から質問攻めにされるとお客様のストレスになってしまいます。
制作物や納期等、見積もりに必要な情報をまずは聞きましょう。

この段階では見積もりが早めに出せれば良いんです。
制作するための詳細は契約後に丁寧にヒアリングすればOKです。

制作物の認識合わせを正確に

「webページのヘッダーお願いします!」って
何を作ると思いますか?

デザイナーであれば、グローバルメニューのことかな?と思いますが、
お客様としてはファーストビューのことを指していたりします。
そしてLPかと思いきやホームページだったりもします。

お客様の使っている単語を鵜呑みにせず、
何を作るのか、いつまでに作るのか、何枚作るのか、
制作物の認識は正確に行っておきましょう!

プロとして出せる情報を惜しみなく伝える

今回ご依頼いただいたお客様にはこの点を特に意識しました。

LP制作の依頼だったので、
注意点やこうした方がいいかもということを伝えて、
「プロにお願いする安心感」を感じてもらおう作戦です笑

契約後、制作を進めていく時のポイント

制作に必要な情報は最初にしっかり聞くこと

当たり前と思うかもしれませんが、
不必要なコミュニケーションはお客様も面倒に感じてしまうので、
最初に意識してヒアリングしておきましょう!

こそあど言葉は使わない

「この件は~~~~です。」
どの件??ってなります笑

主語をこそあど言葉にせず、
明確に伝えることで、
正確なコミュニケーションが取れます。

結論から先に話す

・教えてほしいのか
・こちらからの提案・相談なのか、
・お客様に確認してほしいのか
結論をまずは話してから理由を伝えましょう!

「クライアントからの返信が遅いんです」
「質問したことが返ってこないんです」

そんな相談もよく受けますが、
聞き方の問題かもしれないと振り返ってみて、
忙しい相手がすぐに返信しやすい工夫をしてみてください!

どっちが何をやっているのか明確に

ヒアリングが終わったら、
この先はどう進めるのかを示しましょう。

いつまでに、誰が、何をするのか。

クライアント側は、
デザイナーがデザインを作ってくれていると思っていたけれど、
デザイナー側は、レターが来るのを待っていた。
なんてこと、想像しただけでもゾッとします…。

どっちがボールを持っているのかを明確にして、
クライアントとしっかりキャッチボールをして進めていきましょう!

最後に

相談が来ても契約に繋がらないケースは多々あります。
せっかく相談来たのになぁと落ち込んでしまいますが、
何かが良くなかったから、契約に繋がらなかったわけです。

・返信が遅かった?
・質問が多すぎた?
・文章が分かりづらかった? 等・・・

契約に繋がらなかったとしても、
学ぶことは多いはず。
案件獲得に向けて日々振り返ってみてください^^

ではまた次回!

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