家になくなったものを買うと、近所から同じものものをもらう、鈴木です。
こんなことありませんか?
寒いし鍋にしよう、と考えて冷蔵庫になかった白菜を買ったと思えば、知り合いから白菜をもらったりすること。
最近、それが続いていたので、買うのを少し待ってみようと思ったら、パタっとなくなりました。
誰か見てるんですかね?と思うほどです。
さて、今回のテーマは「実装時の細かいところ」
今回はメモリについてお話ししようと思います。
500エラーが出たらどうする?
WPの初期設定をして、Elementorを入れていざ実装していくと、突然保存できなくなった!
「なんで?」と焦ることがあります。
私の受講生さんでも更新ボタンを押しても急に保存できなくなってしまった、というお話をよく聞きます。
この理由は様々ですが、特に多いのがPHPのメモリ不足です。
前回のブログでもサーバーによって契約内容が違うというお話をしましたが、更にサーバーによって初期のPHPメモリやMaxアップロードサイズ容量も違います。
再三擦っていますが、私はHeteml(ヘテムル)のサーバーを契約しているので、Xサーバーと比較すると・・・。

こちらがXサーバーです。PHPのMemory limitが1G。

こちらがHetemlです。PHPのMemory limitが300M。
これだけ違います。正直300MなんてElementorを入れてしまえばすぐです。
サーバーのFTPからメモリの容量を追記するという方法で増やすことができますが、その前に実装時にやっていけることがあるのですが、
今回はその他実装時にできることを紹介します。
Elementorを使用していて突然保存できなくなったなんてことになったら更新した内容がパーになってしまいますので、その前に!
そうならないように気をつけて実装していきましょう。
500エラーにならないようにどうするか?
対処1:コンテナを整理する
余計なコンテナを作成してページを作しているとそれだけでメモリを食います。
DOM(HTMLの要素)が無駄に増える>生成するCSS・JSも増える>保存やレンダリング時のメモリ消費が増える・・・これもメモリ不足の原因。
では、どうするか?
実装の見た目にばかり集中していると、コンテナの構造を振り返ることができません。
例えば・・・
・コピーしたときに階層コンテナが一つ多くなってしまっている。
・マトリョーシカのように階層が多く、コンテナに一つの要素しか入れていない。

こんな感じの階層イメージです。これではどこに何があるのか分からないし、無駄に気付けない。
これを解消するためには、構造からコンテナにしっかり名前をつけていくことが大切です。
名前をつけていけば、このような場合の整理整頓のきっかけになります。
カリキュラムでは名前をつけるのに、実案件で名前をつけない人が多い気がしています。
また名前をつけるときにコンテンツの名前だけではなく、このコンテナは”何”の役割をしているのかを追加で入力するのもいいですね。
例えば「選ばれる理由」でもコンテンツが横並びの場合は「選ばれる理由(横)」「選ばれる理由→」など自分のわかりやすいようにしましょう。
対処2:プラグインの試しは実装するワードプレスで行わない
デザインカンプで実装計画を立てます。
どの配置にして、どのプラグインを使おうなんて考えて、いざ実装しているとき、
・想定していたプラグインではできなかったので新しいプラグインを探して試さなくてはいけない時。
・クライアントから急遽追加機能を頼まれた時。
など、やったことないプラグインを入れなくてはならなくなったとします。
それを、そのまま実装しているサイトでプラグインを入れたり合わないからと消したりしていませんか?
実は・・・
例え不要なプラグインを消しても、全てが入れる前に戻るということはなく、多くの場合、ファイルがいくつか残ってしまいます。

その残っているファイルのせいで、見えないところでメモリを食ってしまうということです。
もしプラグインを試したいのなら、試す用のワードプレスをインストールし、そこで試すようにしましょう。
手間がかかるかもしれませんが、やっておいて損はありません。
対処3:不要なプラグインは消す。不要なテーマも消す。
ワードプレスをインストールすると初期にいくつかテーマとプラグインが入っています。
入っているものはしょうがないので、削除してもメモリが残っているとしてもそれを最小限に、有効化しないものは必ず削除しましょう。
テーマも「Astra」を使用すると思います。それ以外は削除しましょう。
メモリは見えない
いざ500エラーが出て初めてメモリ不足を認識します。
私も佳境に入って「まじか・・・!」と思うところもあって、苦い思いもしています。
メモリ不足が出るのはHetemlだけに限りません。
Xサーバーも容量は他に比べてたくさんあるからと言って、驕らず、快適にElementorで編集作業をするために、
内部の環境も整理整頓して綺麗なサイト制作を目指しましょう!

EBC講師。長野県松本市でWebデザインとグラフィックデザインを制作しています!
私生活では2人の子どもと一緒に日々笑ってイライラしてそんな毎日を過ごしています。
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