いいなりデザイナーになってない?

この記事を書いた人
藤原ゆか

EBC・OSP講師。休日は愛犬とドライブを楽しむ愛犬家です。

フリーランスになってから、仕事に割く時間に限りがなく、
ずっとパソコンの前にいることが多くなっています。

座りっぱなし…

この間、ニュースで弘道お兄さん(わかる方は私と同世代ですね笑)が脊髄梗塞になったとか。
あれ、座りっぱなしの人が危ないらしく、1時間に1回は立ち上がって動くことで予防できるそうです!
気をつけないといけないですね

運動テーマのついでに、土日はわんこDAYと決めてお出かけをするんですが、昨日はうちの犬を連れてカヌーに行ってきました!
腕がバッキバキです(泣

そんなボロボロな私が今日お話しするのは、

「いいなりデザイナーになっていませんか?」

です!

よく平原さんから「クライアントの要望通りに作成するいいなりデザイナーになるな」「主導権を握れ!」と聞き、まさにそうだなと感じることがあったのでお話ししようと思います!

クライアントの欲しいもの

クライアントが欲しいものを100%応える。

これも大事ですが、本当にそれが必要なのか?
クライアントがそう思っているだけで、「本当に欲しい」のは別にあるのでは?

それを引き出すのは「ヒアリング」かなと思います。

ヒアリングって難しいですよね。
正直、デザインだけのことを聞き出せればいいと思われがちですが、リピーターになってもらうや本当に役に立ちたい、本当に喜んでもらいたいと思うのであれば、聞き方も変わってきます。

一体、何がしたいのか

クライアントとの話ですが、
美容サロンを経営するクライアントから、サロンを訪れたお客様に説明するためのスライド資料を作って欲しいと連絡をもらいました。
お話しを伺うと、今まではラミネートした資料を使用していたけど、使用しづらいのでスライドが欲しくなったとか…。

それなら良いスライドを作ろうじゃないかと張り切ってヒアリングをしていきます。
ヒアリング内容はいたって普通で、お客さんの年齢層やどういった内容で利用される方が多いのかを聞きました。するとボソッと、「そんなに予約は入ってないねんけどね」と言われて「?」がたくさん飛びました。

お客さんそんなに来てないなら、作っても意味ないやーん!と、漫才ばりに突っ込みそうになりましたが、そのまま根掘り葉掘りとまず集客をしているのかを聞きまくる。すると、SNSは使い方わからないから放置、チラシは作ってどうしたらいいのかわからない。HPはあるけど月費用が高すぎて管理をお願いしているだけ…。

おぉ、めっちゃ介入できるやん。

解決策を提示

私から提案したのは、まずスライドを作るよりも、先に集客をしましょうとお話しをして、先にチラシを作成することで話を持っていきました。

今回のように、クライアントが欲しいの裏にはどういう問題が潜んでいるのかを読み取ることって大事です。

ただ、言われたから作成しました。

これでは普通のデザイナーです。
なぜ依頼をしてきているのか、そしてそれは本当に必要なのか、クライアントが抱えている問題を解決することができるのか。

これができると、リピートの絶えないデザイナーの一歩ではないかなと思います!

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