オンライン会議のちょっとした知恵

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この記事を書いた人
鈴木貴子

EBC・OSP講師。デザイン業の他、小学生と園児の母もやってます。

日曜の夜にこんばんは!
先日、子供の運動会で車椅子に乗った子や運動が苦手な子など私の時代には参加できなかった子が一緒に参加できるように工夫された構成をみて非常に素晴らしいと感動した講師の鈴木です。

皆さんZoomやGoogle Meetを使用してお客様との打ち合わせや会議を行っていると思いますが、先日東京にいる個人事業主の先輩とZoomにて、オンライン会議の使用について話題となり、そこで話したことを改めてここで整理したいと思います。

オンライン会議のちょっとした知恵とは

出会って3秒

実際に初めて対面して打ち合わせをした場合、まずは挨拶、名刺交換、雑談、仕事の話をして、次回の打ち合わせの日程を決めて、終わるのが一般的かと思います。
その時お客様は私をどう見定めているでしょうか?
「外見」「仕草」「目線、目配り」「話す雰囲気」「その時の状況」などなど・・・
色々な情報からお客様は私を判断されます。
しかし、皆さんどこかで聞いたことがあるかとは思いますが、初対面で出会って3秒で印象は決まると言われ、その印象を変えることは容易ではないと言われています。

この人信頼できそう
この人仕事できそう
この人知識経験ありそう
この人は魅力的だ

と思われるかは、初対面の3秒で決まると思っていもいいかもしれません。
逆を言えばこの3秒で仕事をしたい・お仕事を依頼したいに繋がると思っていいということですね!

視覚の情報の割合は半数以上

対人でのコミュニケーションにおいて、
言語情報が7%
聴覚情報が38%
視覚情報が55%
の割合で影響するという心理学の法則があります。これでいくと初対面であった時の「目で見えるもの全て」は55%に入り、視覚から入ってくる人の情報は、髪型から服装、履いている靴まで視覚の情報が分散します。

オンラインでは

オンラインで初対面を迎える時はどうでしょうか?
オンラインで初めて顔を合わせる方は、画面に映るものが視覚で入ってくる情報の全てで、人だと肩から上になります。55%という視覚情報は画面越しの表情、髪型、服装、画面の背景などに集約されるということです。対面で会った時よりも情報が少ないですね・・!
更に私たちはその中で「信頼」と「お仕事」をもらわないといけないことになります。

印象で信頼を勝ち取る方法

背景を意識する

皆さん背景は気にしていますか?

・自宅を写したくないのでモザイク加工
・後ろが白い壁だからそれでOK
・よくわからない宇宙の写真や自然の写真

となっていませんか?

モザイクは背景をはっきり写さないために使用しているのに、相手にとっては背景であってもはっきり見えないのはストレスがかかるそうです。
自然の中の写真も綺麗ではありますが、お仕事の話をしたり、金額の話をするのに、ビジネス感が薄れるため、使用は控えた方がいいですね。また、男性は自然の背景や生活感のある背景だと仕事ができないように写るという研究もあるようなので、要注意です!

では何がいいのか?
それは清潔な空間に少しの緑(観葉植物など)か、本棚だそうです。

よく大学の教授や助教授のインタビューは背景が本棚が多いと思います。
もちろん実際に読んでいるから本棚にあるのだと思いますが、画面越しに見る人は勝手にこの本を頭に入れているという先入観が入ってきます。それが、「博識」「信頼性が高い」という要素を足してくれるのです。

髪型、身だしなみ、笑顔、目線

髪型、身だしなみ、表情はほとんどの方が当たり前にやっていることだと思います。
ですが、身だしなみと言って見えているところ全て黒い、暗い服を選んでいませんか?
いくら笑顔であっても暗い印象を与えてしまいます。女性はできるだけ白やピンクなどの明るい色で血色が良く見える色、男性はジャケットを着るのが多いと思いますが、少しでも明るい色を取り入れるようにしましょう!私もそうですが、白髪にも気をつけたいところ・・・!

また、目線についてですが、画面に映る相手の目を見てもカメラの位置により相手には目を見て話をされているという印象を受けません。なので、挨拶の時、ここぞという時、喋る時などなどは画面の上の方やカメラを見るようにしましょう!

女優ライト

私は壁に向かってデスクを置いています。そうするとうまくライトが顔に当たらず、顔全体が暗く写ってしまいます。これは私が思いっきり注意を受けました。。
なのでデスクライトを設置予定です。。!

まとめ

いかがでしたか?
オンライン会議の時は皆さん気を遣っていると思いますが、ちょっとした気づきもあったかもしれません!是非、日頃の打ち合わせに取り入れてみてください!

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