マンガに学ぶ思考

思考
この記事を書いた人
鈴木貴子

EBC・OSP講師。デザイン業の他、小学生と園児の母もやってます。

日曜の夕方にこんばんは!
春の陽気になる時もあれば、冬の寒さが戻り一面雪景色になる時期で、洗濯物を朝干したらその日に乾いて欲しい講師の鈴木です。
実は先月末に、10月に予約していたあるものが届きました。
それは、「THE FIRST SLAM DUNK」の初回限定生産ディスクです。
今余裕がなく、更に腰(それか坐骨神経?)を痛めてしまい、まだ中身を見れていないんですが。。

塾長の独り言で「仕事が途切れない人の特徴」を聞きながら、思ったことがあったので私がこれまで何度も助けられたSLAM DUNKをもとにご紹介できればいいなと思います。

底抜けのプラス思考

この漫画はバスケ初心者の主人公がたった4ヶ月で成長する物語です。
何度も打ちのめされますが、最大の魅力は素直で明るいということです。

「俺なんて、私なんて」では誰もついてこない

時にすごい相手と対峙すると卑屈になるかもしれません。
ですが、そのまま卑屈というマイナスの気を出しているとマイナスの気を持つ人しか寄って来ません。類友です。
「自分はダメだ」「自分なんて」と思っていると、無意識の行動も必ずこれに引っ張られます。
よく日本人は自分を卑下して相手を立てます。私もそうです。何故ならば自分を卑下することによってその場の人間関係を円滑に進めたいからです。
ですが、考えてみましょう。
自分が無意識に発している言葉から行動が生まれ、それが周りに影響し自分に返って来ます。
「仕事が途切れない人の特徴」の独り言でも言っていた明るい人になりたいのならまずは意識してなること。それが無意識になれるまでやってみると世界は180度変わるかもしれません。

「俺はできる」「天才だから」という言葉を主人公はよく使いますが、実際にリアルな世界で言葉にすると頭おかしいやつに思われるかもですが、これってものすごく大切なことです。
1人で居る時、言えたりする相手には「できる!」と自分自身に言ってあげましょう。

求心力

主人公の魅力のもう一つは求心力。いい意味でも悪い意味でも人を巻き込む力があるということです。
そこには必ず人が集まります。私もこれまで色々な人と関わり、とても魅力的な人だなと思う方がたくさんいらっしゃいました。私が思うその方達の共通点は「笑顔と一所懸命」です。
そういう方と話をすると相手を気遣っているだけでなく、自分の言いたいことも言いながら笑いも掻っ攫う。もう、ここまで来れば「人たらしモンスター」です。
その場を一所懸命に生きる姿は周りにいる人もワクワクさせてくれます。漫画を読んだ時の高揚感は主人公や作者の求心力に私たちも一緒になって高揚しているからですね。

信頼できる仲間の存在

バスケもチーム戦です。5人で試合に出ます。何かあった時にベンチで体を温めているメンバーもいるし、指示を出してくれる監督や気遣ってくれるマネージャーもいます。
こうやってスポーツだけに限らずチームで必死になっている人の姿をみて涙を流すのは、私が歳だからでしょうか?
(因みにここだけの話ですが、昔から学生の合唱を聴いていても涙を流します。)
いや、涙を流すのは心からそういう仲間に出会いたいという気持ちとそういう人達の集まりへの憧れが存在するからだと思います。
SLAM DUNKにおいても登場するメンバーはみんな其々の魅力があり、力があります。その人たちが集まって掛け算が発生するのがまた素晴らしいのです。

仲間・チームをつくろうか

EBCに入る前、私は1人で仕事をしていました。
これまでWEBデザイナーは1人で行う仕事だと思っていたところもあるかもしれません。
が、私は私なりに人と付き合って来て、行動して、人と喋って、信頼できる仲間ができました。
誰彼構わずでなく、心から信頼できる仲間です!
これは本当に心強いことだと今思います。何故、1人でやっていたのだろうと。
仕事の話だけではありません。普段考えていることや思っていることを喋れる仲間がいるというだけで、また頑張ろうに繋がります。

個の成長がチームの成長

チームの良さは個が切磋琢磨できるという面もあります。個でできなかったことがチームになればできることもあります。
また個がもっと成長すれば全体の底上げにもなります。その気持ちにさせてくれるのがいいチームでないかと思います。

私の受験時の大切にしていた言葉

余談になるので読まなくても結構です・・・!笑
私は大学の二次試験、実技試験でした。試験はデッサン(木炭で描いて手と鼻水が真っ黒になってしまうアレです)と着彩なのですが、私は絵が得意・好きだから目指したわけですが、目指す連中が集まると、打ちのめされるんです。周りが上手すぎて・・・
そこで私はデッサン用具に書いていました。
「下手糞の上手になるコツは己が下手さを知りて一歩め」
安西監督の言葉です。苦手なところがあったらそこを直して得意にすればいい。
卑下するのではなく、自分が下手ならこれから先やることはプラスにしか繋がらない。止まっている暇などないのです。

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